あなたは、2019年1月6日に放送された初耳学の 「林修vs高学歴ニート」の回 をご覧になったでしょうか?
番組内容は以下になっていました。
高学歴ゆえにどこか社会を斜めに見て、社会への不満を募らせるに〝高学歴ニート〟たちに林先生が特別授業!彼らはなぜ働かないのか?「仕事で時間を浪費するくらいなら好きなことをしていたい」、「好きな仕事じゃなければ働きたくない」…そんな彼らの主張に林先生が大反論!!
(引用:林先生が驚く 初耳学 | MBS)
私はこの番組をたまたまテレビを点けていて見たのですが、 「社会人になる前に知ってきたかった!」と目から鱗が出るくらい収穫のある内容 だったんです。
なので、この記事にその中身をまとめておきたかったのと、仕事の選び方に悩んでいる人に共有できたらという思いでこの記事を書きます。
この記事では、以下の内容をご紹介します。
- 仕事ができる人の条件とは何か
- 林先生流、仕事の選び方
- 好きなことを仕事にすることについて
仕事選びや就職に悩んでいる、就活生や転職者向けに内容をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
【必見】林先生の教育論から学んだこと
「林修vs高学歴ニート」で興味を持ち、勉強になった内容は以下の2点でした。
- 仕事ができる人の条件は「解決力」と「創造力」
- 仕事は「やりたいこと」よりも「できること」で選ぶ方がいい
以下で詳しく内容を説明していきます。
仕事ができる人の条件は「解決力」と「創造力」
林先生は、仕事ができる人の条件に 「解決力」と「創造力」 を挙げています。
この内容は割とわかりやすくて、社会に出るとひたすら問題を解決するか新しい価値を創造していくんですよね。
なので、仕事ができる人は必然的に「解決力」か「想像力」があると言えます。
今の時代、学歴は本当に関係ない。
やるかやらないか。
ますます林先生好きになった。#林修 #高学歴ニート #初耳学— hanamaru0to1 (@hanamaru881) 2019年1月6日
上記ツイートでも言及しているように、「解決力」か「創造力」があれば、学歴なんて関係ないんですね。
高学歴ニートの心に刺さる内容であったと思います。
上記2点があれば、社会人になっても困ることはまずなさそうです。
仕事は「やりたいこと」よりも「できること」で選ぶ方がいい
私がこの番組の内容で一番興味深かったことは、林先生は仕事を「やりたいこと」よりも「できること」で選んでいたことです。
その理由を説明するために、番組内で以下のマトリクスを用いていました。
今日の林先生の講義は素晴らしかった。「やりたい/やりたくない」ではなく「できる/できない」の軸で仕事を選んでいい。僕も後者。本当にやりたいことなんて無理して探さなくてもいい。「できることをやって好きになる人が名人になることが多い」とは欽ちゃんの言葉。#林修 #初耳学 #高学歴ニート pic.twitter.com/q5mrVHwIGu
— 安永周平 / 福岡の防災&教育事業 (@Shuhei_kotobuki) January 6, 2019
縦軸にできるかできないかを、横軸にやりたいかやりたくないを書きます。
この縦軸と横軸のどちらの軸で考えるかが、人生の分かれ目だというのです。
あなたは縦軸を基準にしていますか?横軸を基準にしていますか?
すっちー
ちなみに横軸を選んだ人は「ジョブズ型」で、好きなことを貫くタイプです。
縦軸は 「多くの他者が認めるできる」 という意味での、できる・できないになっています。
林先生はこちらを大事にしているんです、なぜか。
「やりたい」「やりたくない」「好き」「嫌い」は偶然であり、「できる」「できない」は必然であるからです。
私たち人間の願望は、環境や情報など外部の要因に出会ったもの。
例えば、あなたは今「ゲームを作りたい」を考えているとします、しかし、もし100年前にあなたが生まれていたら「ゲームを作りたい」という願望はなかったはずです。
ゲームなんてものはないから「ゲームを作る」という考えに及ばないんですね。
よって、願望は環境や情報に左右される”偶然”生まれたものであると考えています。
林先生は、
と疑問に思ったんですね。
一方、 「できる」は偶然ではなく必然 だと言います。
林先生は「やりたくないけどできる」ことが平気でできるタイプの人です。
その例が、現在の職業である予備校の塾講師。
林先生は「やりたい」と思っていないが、ピンチヒッターで行ったどの塾でも「ずっと講義をお願いしたい」と言われるんだとか。
これが「多くの他者が認めるできる」ということですね。
塾講師をやる前の林先生は、投資や企業の設立など好きなことをやっていた時期があったそうです。
その当時は、同期が六本木で羽振りをきかせ楽しんでいるという「情報」をよく耳にしていましたが、後に「情報」に踊らされていたと気づきます。
その時、「やりたいかどうか」の軸で仕事を決めるのはやめて、「できるかできないか」で考えるようにしたと言っていました。
好きなことを仕事をするのは本当に楽しいのか?
最後に、林先生が 「好き」に重きをおいて仕事をした時の失敗 が心に残ったので紹介します。
林先生はあるとき、出版社の編集さんに「自己啓発本を書いてほしい」と言われます。
その当時、林先生は自己啓発本を一度も書いたことがなければ、「自分には書けない」と思っていたのですが、周りからは「自己啓発本が書ける人」だと思われていたわけです。
これも「多くの他者が認めるできる」ですね。
林先生は「やりたくない」と思いながらも自己啓発本を書き、結果的にその本は重版がかかるくらいヒットしました。
林先生が書いた本を読んだ読者からは「とても役に立ちました」と感謝の声もいただいたようです。
その後、同じ出版社から「林先生の書きたい内容で本を作ってほしい」と依頼が来ました。
その話を受け、林先生が書いた 「好きなこと」をまとめた本 が以下の本です。
本書は残念ながら全然売れず、出版社にも迷惑をかけ、かつてはヒット作を出したにも関わらず 売れなかったという「屈辱」を感じた と林先生は語っています。
どうでしょう?好きなことをしても、楽しいとは限らないという良い例ではないでしょうか。
「好きなことをしても意味がない、できることをやればいい」という話ではありませんが、 改めて自分の「好きなこと」と「できること」を見つめてみるべき だと私は感じました。
林先生が教えてくれた仕事の選び方まとめ
MBS番組「林先生が驚く 初耳学」の林修vs高学歴ニートの回から、仕事の選び方について紹介をしていきました。
少しでもあなたの仕事観に響く部分があれば嬉しいです!
たまたまテレビをつけていただけなのですが、いい番組を見ることができたなーと得した気持ちになりましたヾ(*´∀`*)ノ
- 仕事ができる人の条件は解決力と創造力
- 仕事は「やりたいこと」よりも「できること」で選ぶ方がいい
- 好きなことをやるのが本当に楽しいかどうかはわからない
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