【書評・感想】『小さな会社の稼ぐ技術』で弱者ならではの戦略をものにする

強いライバルに真正面から戦うのはツラい…弱者なりの戦い方ってないの?

中小企業やニッチな分野で大手と戦うのって厳しいものがありますよね。

すっちー

私も会社ではありませんが、ブログで大手メディアや強力なブログと同じ土俵で戦うのは厳しいなーと思いながら運営しています…(笑)

立場的にまだ弱かったり、個人で大手に立ち向かおうと思っている方にオススメしたい本が小さな会社の稼ぐ技術です!

この記事では、そんな『小さな会社の稼ぐ技術』の紹介・書評をします。

本書を読もうか悩んでいる方はぜひチェックしてくださいね。

\ この記事がオススメな人 /

  • 「弱者の戦略」がどんなものか気になる人
  • 成功したい仕事や取り組みがある人
  • ニッチな分野を取り扱っている人

『小さな会社の稼ぐ技術』の内容・目次

小さな会社の稼ぐ技術

中小零細事業者の黒字経営バイブル!
大手(強者)と同じやり方では、負けて当たり前。弱者には、弱者に最適な「正しい勝ち方」がある!

頑張っているのに儲けが出ない、という話をよく聞きます。
その原因は何か。外部環境のせいではない。戦略が間違っているから、あるいは戦略がないからです。
メディアに出てくる経営戦略は、大企業用(強者)のものばかり。中小零細(や業界2位以下の企業)が実践してもうまくいかない。
弱者には弱者の戦略があります。弱者でも、正しい戦略を実践すれば相当しぶとい。
いや、局地戦なら大企業を打ち負かすことができる。
実際の戦争でも、大国がゲリラ戦で打ち負かされる時代だ。
中小零細企業、個人事業主が利益を出すための「正しい戦略」とその実践方法を、本書で余すところなくお伝えする。

本書の目次は以下の通りです。

1章:「頑張る=儲かる」ではない
2章:弱者の戦略、強者の戦略
3章:成功する商品の選び方
4章:成功する地域の選び方
5章:成功する客層の選び方
6章:成功するお客の作り方
7章:成功するファンづくり、顧客対策
8章:夢の実現

「武田式ランチェスター経営とは何か」から、商品や客層など 弱者が攻め入るための具体的な利益の出し方 までが網羅されています。

武田式ランチェスター経営には4つのポイントがあり、これをベースに稼ぐための方法を展開。

4つのポイントは以下の通りです。

  1. 人と同じはかなりやばい
  2. 人は1位は覚えるが、2位以下は覚えない
  3. 「強者」は何でもやる。「弱者」は1つに絞る
  4. 常に相手の上をいく作戦を考える

すっちー

弱者なりの戦略理論を徹底的に教えてくれます!

『小さな会社の稼ぐ技術』はKindle本があります

小さな会社の稼ぐ技術』には、Kindle本が発売されており、 単行本より安いのでオススメ しています。

『小さな会社の稼ぐ技術』のKindle版はこちら

まだKindleを持っていない方は、最新モデルを使ってみてはどうでしょう?

すっちー

私もKindle Paperwhiteを買いましたが、お風呂でも読めて読書が快適になりましたよー!
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『小さな会社の稼ぐ技術』で学べる「弱者の戦略」とは?【書評】

この記事では、『小さな会社の稼ぐ技術』から以下の内容を紹介します。

  • 「自社・顧客・競争相手」の3方向から客観的に分析
  • 「経営の8大項目」と「弱者の戦略4大ポイント」
  • 成功する商品の選び方

すっちー

ひとつずつ解説しますね!

「自社・顧客・競争相手」の3方向から客観的に分析

商品やサービを買うかどうかを決めるのは、当然お客さんが決めますよね。

では、お客さんはどのような理由で自社あるいは他社の商品を選ぶのでしょうか?

この理由の分析が、弱者の戦略において重要なポイントになります。

自社の会社の商品やサービスを選んでもらえるようになるためには、自社の「商品・地域・客層」を、「自社・顧客・競争相手」の3方向から客観的に分析し、「自社が勝てる部分=顧客から選ばれるポジション」はどこかを知る必要があります。

できる人は以下のように「自社・顧客・競争相手」の3つの中間点で考えているのです。

小さな会社の稼ぐ技術「3方向から客観的に分析」

すっちー

客観的に「自社・顧客・競争相手」をチェックする戦略は、知っておいた方が断然有利!

弱者こそ、お客さんや競合のことを調べ尽くす姿勢が重要になります。

「経営の8大項目」と「弱者の戦略4大ポイント」

あなたは 経営の8大項目 をご存知ですか?

経営を構成する8つの要素のことで、弱者の戦略の大前提でもあるのです。

その経営の8大項目は、以下の8つになります。

  1. 商品(何を)
  2. 地域(どこの)
  3. 客層(誰に)
  4. 営業(どうやって新規客をつくるか)
  5. 顧客(リピート・ファン・信者づくり)
  6. 組織(人事・研修・やる気・活気なども含む)
  7. 資金(資金調達と配分)
  8. 時間(働く時間、働き方)

会社や個人で経営をする上で、上記は必須で考える必要があります。

しかし、この8項目を大手と同じように考えていては勝ち目は薄いもの。

そこで弱者は、経営の8大項目に加えて 弱者の4大ポイント も考慮します。

  1. 差別化:人と同じはかなりやばい
  2. 小さな1位:人は1位は覚えるが、2位以下は覚えない
  3. 一点集中:「強者」は何でもやる。「弱者」は1つに絞る
  4. 接近戦:常に相手の上をいく作戦を考える

例えば、差別化。ライバルと似たり寄ったりの商品やサービスを提供しても、自分のものが選ばれる可能性は低いですよね。

  • どこにでもある商品 × どこにでもある売り方
  • どこにでもある商品 × どこにもない売り方
  • どこにもない商品 × どこにもない売り方

の3つの選択肢があれば、 どこにもない商品をどこにもない売り方が理想的 と言えます。

そのため、弱者の戦略において差別化は重要なポイントです。

小さな1位に書かれているように、 「人は1位は覚えるが、2位以下は覚えない」 もの。

これは検索で例えるとわかりやすいかもしれません。

何か調べ物をした時に、検索で上位に表示されたサイトしか見ないのではないでしょうか?

だからこそ、ブログやライティングをしている人は上位表示することを目指します。

 

経営の8大項目と弱者の戦略4大ポイントは、本書の中でも覚えておいて損はない戦略の基礎知識です!

「経営の8大項目」と「弱者の戦略4大ポイント」

 

成功する商品の選び方

小さな会社の稼ぐ技術』の中には、さまざまな成功するための戦術が紹介されています。

そんな中から、ここでは 成功する商品の選び方 をピックアップしました。

弱者の戦略4大ポイントを実現しやすい商品分野として、本書では以下の4つが挙げられています。

  1. 手作り、少量生産、オーダーメイド
  2. 市場が小さい、ニッチ
  3. 衰退産業
  4. イメージが悪い、怪しい

手作り商品やオーダーメイドは手間がかかるし、イメージが悪い商品も始めるのに不安を感じる人が多いでしょう。

しかし、これらの商品分野は 大手やエリート企業がバカにする分野 と本書ではいいます。

すっちー

他がやらないことだからこそ、差別化や小さな1位を取りやすいってわけですね!

この成功した商品選びの事例として「あなただけの人形」があります。

「人形のごとう」で、1番売れているのは「博多そっくり人形」です。

お客さんから渡された顔写真をもとに、その顔をしたオーダーメイドの博多人形をつくる。世界に1つだけの人形です。生まれた赤ちゃんそっくりの博多人形や、83歳のおじいちゃんそっくりの博多人形ができあがってくる。顔写真の特徴を捉えて本当にそっくり再現しているので、当事者や関係者にはたまらない。

この博多人形はひとつ42万円するそうですが、この世にたったひとつのオーダーメイド作品。

富裕層にとっては安いものなので、狙ったターゲットにしっかり売れています。

また、このような面倒くさい商品は大量生産のメーカーは手を出さない、手作りできる人も少ないためブルーオーシャンです。

すっちー

この手法は、他業界でもやろうと思えば比較的簡単にできるそうです。

『小さな会社の稼ぐ技術』の戦略で「正しい勝ち方」を学ぼう!

小さな会社の稼ぐ技術』の紹介、本書から学べるポイントをまとめました。

会社を経営している人だけでなく、ブログなど個人で経営戦略を考える人にもおすすめできる1冊です。

本書は「弱者の戦略」と言われていますが、どんな人でも知っておいて損はないもの。

この記事を読んで興味をもった方は、ぜひチェックしてみてください!

今回紹介した本はこちら↓

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すっちー

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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