この記事では、吉田幸弘さんの著書『リーダーの「やってはいけない」』の紹介、読んだ感想をまとめています。
こんにちは、今日も読書に勤しんでいるすっちー(@succhi104)です。
今回は『リーダーの「やってはいけない」』をなんと著者の吉田幸弘さん(@arrows77)に献本していただき読み終えたので、本書の内容や魅力を紹介していきたいと思います。
すっちー
「リーダー」って責任重大で相手を上手くマネジメントする能力が必要になってきますよね。
でも、いざリーダーになった時にどうすればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
すっちー
そんなリーダーの立場にいる人が「やってはいけないこと」を教えてくれるのが『リーダーの「やってはいけない」』という著書になっています!
本書の帯にも書かれているのですが、
- メールはすぐに返信する
- ミスゼロを目指す
- 「いつでも相談しろ」と言う
これら全部逆効果なんですね!
自分に当てはまっている方が結構いるんじゃないでしょうか?当てはまった方にぜひ読んでもらいたい一冊です。
まだKindleを持っていない方は最新モデルを使ってみては?
\ Kindle unlimitedなら30日間無料読み放題 /
Contents
『リーダーの「やってはいけない」
』の概要
『リーダーの「やってはいけない」』は2019年3月19日と最近出版された本です。
ページ数206pで一般的なビジネス書・自己啓発本と同じくらいの分量になっています。
構成は全7章で、それぞれの章では以下の内容が書かれています。
- 第1章:やってはいけない「仕事の進め方」
- 第2章:やってはいけない「部下育成」
- 第3章:やってはいけない「仕事の任せ方」
- 第4章:やってはいけない「コミュニケーション」
- 第5章:やってはいけない「叱り方・ほめ方」
- 第6章:やってはいけない「会話・面談」
- 第7章:やってはいけない「休み方」
見ての通り「やってはいけない」ことがズラリと紹介されていることがわかります。
そして、当然ながら具体的にどうすればいいのか解決方法も紹介されています!
章の中でさらに細かく項目分けされており、1つの項目で約5ページにまとめられているので非常に読みやすいですね。
すっちー
単行本は約1,500円、Kindle版は1,200円なのでKindleの方が少しお得に読むことができます。
すっちー
『リーダーの「やってはいけない」』の内容
ここからは本書の中から冒頭で紹介した、
- メールはすぐに返信する
- ミスゼロを目指す
- 「いつでも相談しろ」と言う
について紹介をしていこうと思います。
できるリーダーは「メール禁止タイム」を作る!
「メールはできるだけ早く返信すべき」
このように考えている人は少なくありませんよね、私もできるだけ返信は早く返した方がいいと考えていました。
しかし、当然ながらメール対応ばかりしていると仕事がなかなか進まなくなってしまいます。
リーダーともなると1日に受診するメールの総数も自然と増えるはず。
そうなると企画書の作成やアイデア出しなどクリエイティブな仕事がほとんどできない状態に…。
こんな状態を避けるために吉田さんが提唱するのが、チームとして「メール禁止タイム」を設けること!
「メール禁止タイム」はトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社が導入していた「がんばるタイム」を参考に作られ、一定時間帯をメールや電話、社内での会話を禁止にして自分の仕事に集中させます。
すっちー
できるリーダーはミスゼロを自ら破る!
ミスゼロは会社として当然目指していきたい目標ではありますが、意図に反して「ミスの隠蔽」が起こりがち。
もしかしたら、あなたの会社でもミスを隠蔽したことによって問題が起きているかもしれませんね。
一方、できるリーダーはミスを自らどんどん開示していきます。
ミスを自己開示することによって、部下に同じようなミスを起こさせないという「ミスの予防」にも繋がります。
またミスを隠蔽するリーダーよりも開示してくれるリーダーの方が信頼感がありますよね?
万が一ミスが起こった時に、内容や状況を開示し対策を立てられるような環境をリーダーは整える必要があります。
すっちー
できるリーダーは相談禁止の時間を決めておく!
「いつでも気軽に相談に来てね、と言っているのに、一度も来たことがない」
「かなり悪い状況になってから相談に来る。もっと早く来てほしい」
「要領を得ない相談で、時間もかかるので、ついイライラしてしまう
「こちらが忙しいタイミングで相談に来るから、ついおざなりな対応になってしまう」
多くのリーダーはこのような意見を出しますが、実は、こうした行動の原因は、多くの場合リーダー側にあります。
(p.118-119)
上記の文章を読んでどう感じたでしょうか、「わかる」と思うリーダー職の方もいたと思います。
最後の行にも書かれているように、著者の吉田さんは多くの場合リーダー側に問題があると言います。
部下が報連相しづらいリーダーの特徴に、
- 言い出しにくい雰囲気をまとっている
- 「自分で考えろ」としか言わない
- 何か相談するとすぐに怒る
があります。
詳しく説明をするまでもなく、こんな上司には相談をしづらいですよね?
すっちー
こんな報連相しづらい典型的なリーダーを脱するために、できるリーダーはあらかじめ「相談禁止の時間を決めて伝えている」のです。
確かにあらかじめ「10〜11時の間は相談しないでほしい」と伝えられていたら、その時間は避けて相談をしに行けます。
「いつなら相談しても大丈夫かな?」といった心理的負担も少なくなるので報連相しやすいことも頷けます。
すっちー
以上ができるリーダーがやっている方法3つでした。
3つを通して感じることが、できるリーダーは「ミスを報告しやすい環境作り」「相談しやすくする配慮」など、環境や配慮を徹底している点です。
それも部下のみならず、リーダー自身も自分の仕事に集中できるような取り組みばかりなので、取り入れない手はないと感じました。
『リーダーの「やってはいけない」』にはその他にも、概要で説明した「コミュニケーション」や「会議・面談」などあらゆるシチュエーションでの「やってはいけないこと」が紹介されています。
現在リーダー職の方には本書を手にとって、リーダーが「やってはいけない」ことと「具体的にどうすればいいのか」を知ってほしいです!
\ Kindle unlimitedなら30日間無料読み放題 /
おわりに:吉田幸弘著『リーダーの「やってはいけない」』まとめ
吉田幸弘さんの著書『リーダーの「やってはいけない」』の紹介、読んだ感想をまとめていきました。
少しでも参考になる部分があれば嬉しいです!
どんな会社でも「若手には将来的にリーダー職になってほしい」と思って教育していることがほとんどだと思います。
現在リーダーの立場でお仕事をしている方はもちろん、今後リーダーになっていくであろう若手社員の方にもぜひ読んでおくことをオススメしたい一冊だと私は感じました!
本書を読んだ暁には、ぜひ素敵なリーダーさんとして活躍しちゃってくださいね。
今回紹介した本はこちら↓
すっちー